「なぜそんなに持ち物少ないの?」と訊かれることが多い。
自分もかつては、モノに溢れかえった生活をしていた。
ミニマリズムの本を読み進めるうちに、段階的にモノが減っていった感覚だ。
振り返ってみると5年くらいでこんなステップだった。
整理整頓をたまにしてた時期
昔から片付けることは嫌いではなかった。
おそらくモノが多い家庭であったので、その反発もあったのだろう。
ただ、このころは、心が乱れてくると散らかり、心落ち着いたころに片付けていたと思う。
人のものが散らかっているのを見てイライラしたことも多かった。こんな時は大抵自分のことを棚に上げていた。
モノを減らし始めた時期
やましたひでこさんの本と出会い、モノを減らし始めた。
この頃の自分にとって、本の冒頭の「やましたひでこのキッチンの引き出し」の写真が衝撃すぎた。
(以下の画像リンクのサンプルからも写真を見ることができる)
片付けの本質が心とも深く結びついていることを知った時期でもあった。
減らすことが楽しくなってきた時期
次に読み始めたのが佐々木さんの本。
部屋に何もないことにまたもや衝撃を受ける。
これまで必要と思っていたものは、実は必要なかったのだ!!
この頃から、自分の周りのものの9割が必要ないと思って片付けるようになった。
あまりモノを捨てたくなかたったので、ひたすら中古ショップセカンドストリートに持ち込んだ。
もちろん、二束三文での引き取りではあるが、捨てずにここに持ち込めば、きっと誰かが使ってくれると信じて持ち込み続けた。
この時期はコンマリさんの本にも出会った。こんなに楽しく片付けをして、しかもそれを天職としていることに感銘を受けた。
モノが少ないことが快適となり増えなくなった
このまま継続できるかと思いつつ、コンマリさんのNetflixを見たりしながら、ミニマリストの本を色々読んでいた時期。
一番気に入っているのが、ドミニック・ローホーさんの『シンプルに生きる』。
佐々木さんの本は、「ひたすらモノが無い」という殺風景な感じであるが、ドミニックさんは「美しく生きる」姿が印象的であった。
ドミニックさんの本は友人に勧めてもとても好評。
モノが少ないので散らかりようがなくなった
このレベルになると、特にモノを片付けることを考えなくなる。
ときどき、「かぜのたみ」さんのラジオ形式のYoutubeやVoicyを聴いて和んでいる。
よく視聴する動画はこちら。
そもそも少ないので散らからない。
例えば、机の上にペンが一本だけある状態。
どこにおいても散らかっているとは思えない。
自分の持ち物はクローゼット1つに収まっている状態。大掃除も一瞬で終わってしまうレベル。
クローゼットには、洋服が隙間を空けてかけれられており、棚には選りすぐったキャンプ用品を飾っている。
洋服はスーツが2着、休日の服装が1セット。下着類は3セット。他に水着、ウエットスーツ、フリース、ダウン、コート、雨具1セット。
靴は5足。革靴2足、長靴、スニーカー、沢靴。
タオルはフェイスタオル1枚、ハンカチタオル3枚。
カバンは、リュック大小1つずつ、ブリーフケース、出張バッグ、スーツケース35L(大型スーツケースは処分した)。
本はKindleやクラウドに500冊以上入っていて、家にある上の本は10冊以下(本棚は処分した)。
紙として必要な契約書、保険証書、昔のアルバム、数冊のテキストのみが残っているので、クローゼットに収まっている。
基本の持ち物はスマホと小さい財布。特に、「小さい財布」はとても機能的にできていて使いやすくて気に入っている。
他に状況によってMacbookとモバイルバッテリー、メモ用にはブギーボードを持ち歩くようにしている。
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