最近は外食の際になるべく単価の高いお店に行くようにしている。
なぜそんなことをするのか。それは結果的にお得にするための作戦。
安いものは結局高くつく
これは自分への戒め。
コンビニに行く。安いものを食べる。物足りなくてまたコンビニに行く。また食べる。。。
気づいたら1500円使っていたなんてことが、自動家計簿で判明することが多々あった。
このスパイラルを断ち切るために、立てた作戦が、
「1500円をコンビニで使うくらいなら最初から高い店に行く!」
である。
ちょうどお酒をやめているので、これまでの飲み代を考えれば若干の冒険ができる。
お酒を飲むと1万円を超えるのは簡単だが、食べ物だけで1万円を超えるのはなかなかハードル高いはずだ。
こんな思いで、高そうなホテルレストランやカフェを探ってみることにした。
高いものは思い出にも残る
目をつけたのは千疋屋さんのカフェ。一時期フルーツ食べ放題などが話題になっていて、指を咥えて見ていたあこがれのお店。
贈答品で有名な千疋屋のフルーツを自分で買って食べる機会なんてまずない。
そこで、千疋屋カフェに行って勇気を振り絞って頼んでみた。
「フルーツ盛り合わせ¥3,300-」
おやつのフルーツに3,300円とは人生初体験である。
そして、すごいのが来た。
まずは酸っぱい感が後に残りそうなキウイを食べてみる。
「お、おいしい」
今まで食べているキウイとは確実に違う。キウイって後味酸っぱいだけでなかったのだ。
芳醇な香りと上品な甘さ。後に残る嫌味のない酸味。これが高級キウイなのか。。
次に食べたのは、柿。
やわらかさといい、甘みといい、くどくなくちょうどよい。さすが千疋屋さん。
その後に食べたメロン、イチゴ、ラ・フランス?、シャインマスカットはご想像通りの高級なお味。
ここで驚いたのがバナナ。千疋屋さんのバナナは流石の味すぎて表現が難しい。
アジアも含めていろんなバナナを食べてきたが、こんなに上品なバナナは初めてだ。
おそらく三千円の飲み会に行っても一週間後に忘れてしまうだろう。
飲み会1回分相当のお値段をおやつに投資したことで、一生の思い出に残る体験となったのだった。
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